セガ(SEGA)が、ソニックやぷよぷよで知られるその名を、今度はiGaming業界に刻むことになりました。セガのグループ会社である「セガサミークリエイション」が、オンラインカジノプロバイダー「Stakelogic」(ステーク・ロジック)の買収に合意し、2026年に買収完了を予定しています。
Stakelogic買収の背景・目的
セガサミーは以前から北米市場を中心としたオンラインカジノ業界への参入を目指していました。その準備の一環として、昨年(2023年11月)にはGAN Limitedを買収。そして今回は、主にオンラインスロットを開発しているプロバイダーであるStakelogic社を買収することを決定しました。
これにより、オンラインカジノ業界でも存在感を強めるとともに、セガサミーのコンテンツとの融合が期待されます。ソニックのオンラインスロットなど、日本発のコンテンツが海外市場で高い人気を誇ることも予想されます。
セガサミークリエイションとは?
セガサミークリエイションは、すでにアメリカ、韓国、ベトナムなどのカジノ市場にスロットマシンを提供しています。大人気RPG「ペルソナ5」やホラーゲーム「バイオハザード」、そして日本のパチンコ屋でおなじみの「海物語」など、幅広いコンテンツを展開しています。
セガサミークリエイションとセガは兄弟会社であり、両社の親会社はセガサミーホールディングスです。ペルソナ5の開発会社であるアトラスも同じグループに属しています。
日本のコンテンツを世界のカジノへ
今回のStakelogic社の買収により、セガサミークリエイションはオンラインカジノ業界への大きな一歩を踏み出しました。日本のアニメや漫画をテーマにしたコンテンツが、オンラインカジノでも存在感を放つことが期待されます。
セガサミークリエイションがiGaming業界に本格参入することで、今後どのような化学反応が起きるのか、ますます目が離せません。
今後の展開に期待が高まる中、日本産コンテンツが世界のカジノ市場でどのように活躍するのか、注目です。